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2013年07月31日

新築、注文住宅、リフォームの適正価格を見破る

一戸建ての新築、マンション、リフォーム価格。適正価格を見分ける方法がある

一戸建ての新築リフォームなどの価格について考えてみましょう。
価格には性能や機能など「物」としての価値と、目に見えない「情報」としての価値が含まれていることをご存じですか?
「物」と「情報」の「2つの価値」をあわせたものが、新築価格、リフォーム価格、土地価格になります。

不動産を適正価格で購入している人は、2つの価値を分けて考えている

たとえば、2000万円が適正と認められる建物商品があったとします。

良心的な住宅企業なら2000万円以下で販売するでしょう。
儲けたい住宅会社は2500万円で売れるように頑張るかもしれません。
さらに儲けたい企業は3000万円で売る努力をおしまないでしょう。

3000万円で購入した方……本当の価値は2000万円だとは思いません。
3000万円の新築だから、2000万円よりは価値があると感じているでしょう。
だから、2000万の新築よりは、品質も仕様もいいと判断して購入しているのかもしれません。

なぜ、このような勘違いが生まれるのでしょうか?
それは、「この新築商品には3000万円の価値がありますよ」と魔法にかけられているからです。

このような場合、新築価格には、実態のある機能や性能といった「物」としての価値と、
実態のない情報としての「情報価値」が含まれているでしょう。

実態のない価値、目に見えない価値に1000万円の値段をつける技術があります。
また、実態のよくわからない価値を見破る技術もあります。

一戸建ての新築やリフォームを適正価格以下で依頼するには、実態のともわない価値を、見破る技術が必要なのは言うまでもありません。

価格には2つの価値が含まれるということを覚えておいて下さい。
「このハウスメーカーの営業さん、いま、自分の会社の信用力の話をしてはるな」
「えっ~と、これは目に見えないから情報価値の話や」
「この分譲会社の営業さん、はよせな、物件が売れてなくなる話をしてはるな」
「えっ~と、これも目に見えないから情報価値の話やなぁ」

私たちは見えないものを見ることができます。
夢の中では、現実に見たことのないお化けをけっこうリアルに見ることができます。
崖から落ちて、体が「ピクッ」と動くこともある。目には見えなくても頭の中では現実と同じように体がちゃんと反応します。

住宅営業の達人は、実態のないものを、現実のように見せる天才です。
実態のよくわからない情報に価値をもたせれば、新築は高く売れるでしょう。
リフォーム工事も同様に、割高でもお客さんは契約してくれます。

適正価格が2000万円の建物を3000万円で購入する方は、「建物」という「物」以外の見えない情報に1000万円の価値があると感じておられるのでしょう。

2つの価値を分けて考えることで、適正価格で、枚方市・寝屋川市で分譲住宅中古住宅を取得したり、リフォーム工事を依頼できる確率が「う~ンと」高まることでしょう。

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