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2013年09月03日

住宅用木材の価格が軒並み高値。製材品が値上げ

木造住宅の下地などに使う製材品の取引価格は1年前と比べ15~25%高い

住宅用木材が高値圏 前年比15~25%高 駆け込み需要で
 住宅用木材の価格が軒並み高値で推移している。木造住宅の柱や梁(はり)、下地などに使う製材品の取引価格は1年前と比べ15~25%高い。消費増税をにらんだ住宅の駆け込み需要が膨らみ、需給が締まった。需要家である住宅メーカーには資材の手当てが間に合わない例もある。製材品の生産者は今後も住宅需要が堅調に動くと判断し、一部が値上げに動いている。(2013/8/30 日本経済新聞 電子版から引用)

来年度国債170兆円後半の勢い、膨らむ概算要求・負の遺産も
 各省庁が提示した2014年度予算の概算要求は99.2兆円と過去最大に膨らみ、政府の財政再建への姿勢に疑問を抱かせる内容となった。来年度予算の財源になる新規国債に加え、過去の借金のかり換えなどに必要となる国債の総額は、当初予算としては最大の170兆円台後半に膨らむ可能性がある。膨大な国債の借り換えリスクを軽減するのに今後も発行年限の長期化が求められそうだ。(2013/09/02 ロイターから引用)

8月30日の日経に――
消費増税をにらんだ住宅の駆け込み需要が膨らみ、需給が締まった、とあります。
消費税大増税の目的は、財政再建や社会保障の将来不安に備えるため、と私たちは信じていました。
ところが、2014年度予算の概算要求は99.2兆円と過去最大に膨らむ、ロイターの記事には書いてあります。
やはり、本音は利権者たちの小遣いが少なくなってきたので、国民を脅かし消費増税を利用して自分達の財布に補充する、ということなのでしょう。
順序としては、まずはムダをなくすことを優先しなければ、過去の例からも、利権がなくならないことは明らか。消費税大増税は今受け入れるのは間違いだと思います。
10年で120兆円を超える大増税なのです。働けども働けども私たちの使えるお金が減少していくのです。増税の分は声の大きな利権者のフトコロへと消え去るでしょう。
子供たちや未来の人たちのことを、今考え適切な処置をとらなければ、日本が静かに衰退していくことが示唆されています。そのようになれば、金利や物価が跳ね上がり、住宅は益々手が届きにくくなることでしょう。

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