BLOG 住宅のコラムとニュース

2013年11月02日

予算にあうモデルハウスを見学することが重要だと思う

「マイホームの完成間際に『我が家が安っぽい』ことに感づいた!」
このような経験は、誰もが避けたいものですね。

(e戸建て 掲示板からの引用)
こうすればよかった!注文住宅の反省会 【第4部】(スレッドタイトル)
(匿名さんの答え)高価格帯の住宅を建ててるHM(ハウスメーカー)で、安い家を建てると、とんでもなくチープになることを施主検査の時に思い知った。(引用ここまで)

ネットを活用すれば私たちは、一戸建ての新築や中古住宅の失敗事例を簡単に知ることができるようになりました。このような先輩たちの体験は貴重です。自分が建築で実害を受けることなく、損害を回避できる可能性があるからです。ただ、このコラムをご覧の方のように、住宅に関する知識を前向きに吸収しようと努力されている方は少数だと感じています。

新築取得者は、たとえ少額(新築やリフォームの場合は少額といえども、収入と比べれば大きな金額になります)でも、「損」をされている人のほうが多数を占めているでしょう。建築を依頼、あるいは住宅を購入するハウスメーカーや工務店、住宅販売会社から、“完全な情報を開示”(情報の非対称性)されないからでした。

新築を請け負う会社は誠実な会社がいい

予算に近い建築中のお家や完成物件を契約前に見学しよう

注文住宅なのに新築が仕上がり、初めて安っぽいと分かった!施工工事が進み完成前に、そんな悔しい思い誰もしたくはありません!!

それではこのような注文住宅や分譲住宅の失敗を防ぐ手立てはないのでしょうか?やはり契約する前に、図面やパース図の他に、予算に近い住宅の外観のデザインお部屋を見学するほうがよいでしょう。

とは言え、有名住宅メーカーの展示場は、高額のモデルハウスを見学するようになっている。中堅クラスのハウスメーカーでも、オプションやその他の装飾を施して高級感を演出する目的で、見栄えするように展示しています。予定している総予算に近いお家を確認するためには担当者に申し出て下さい。建築中の物件なら、予算にあう新築をふつうは案内してもらえるでしょう。

HMやホームビルダーの中には、「見せられない」という会社があるらしいのですが、それでも事情を説明して“どんな手段を用いても、契約までに現物に近い一戸建てを確認”しておくほうが良いでしょう。洋服は実際に試着してみないと、似合うかどうか判断がつきにくいものです。

お家も同じように、客観的に判断して初めて気づくことが多い、とお客さまからお聞きします。そのためには、予定している仕様に近い注文住宅などの新築を、第三者の視点で見学することが重要だと思います。

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