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消費増税前の駆け込み需要か。金利引き下げ競争
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消費増税前の駆け込み需要の思惑で金利引き下げ競争
大手銀行などによる住宅ローンの金利引き下げ競争が激しさを増している。
来年4月に予定される消費増税前の駆け込み需要を取り込むためで、通常の月初めだけでなく月半ばにも金利を改定する目まぐるしさ。「さらに引き下げる余地はほとんど残っていない」(大手行)との見方もあり、金利以外で差別化を図る動きも活発だ。
三菱東京UFJ銀行は16日から、契約後も原則として半年ごとに金利を見直す変動型の金利を年0.875%から0.775%に引き下げる。新規契約の金利改定は毎月初めが通例。しかし、みずほ銀行と三井住友信託銀行が8月に入って月半ばの12日に変動金利などを引き下げており、三菱東京UFJ銀はこれに対抗した。
各行が金利引き下げやサービス拡充を競う背景には、消費増税前の駆け込み需要がある。2014年3月末までに物件引き渡しを終えれば、消費税は現行の5%が適用される。工期の長い注文住宅は今年9月末までに契約すれば、引き渡し時期にかかわらず消費税は5%。結婚を機に新築マンションの購入を検討している東京都江東区の会社員(40)は「消費増税や地価上昇などもあり、今後購入価格が上昇するかもしれないので、今買いたい。心配しすぎると買えないので、早く決めます」と話す。(2013年08月16日 毎日新聞から引用)
こちらのニュースは住宅ローン:金利引き下げ合戦…増税前、駆け込み需要狙う 毎日新聞 2013年08月16日からどうぞ。
マンションが1年前から450万円も上がっているようです。
東京都区部のマンション。7月の平均価格は1年前から8%、約450万円上昇している模様。いずれ大阪や京都にも波及してくるのでしょうか。ただ、東京都のマンションの平均価格は5904万円。上昇している原因は株高による資産効果などが背景だということです。おもに富裕層が動いているのでしょう。
現金から物へ。富裕層は豊富な選択肢があります。しかし、私たち一般人にとって、アベノミクスという経済財政政策は、「実質賃金の目減り」という形で襲いかかってくるのでしょうか。それなら、借金をして住宅や不動産、株などの資産を取得したほうが有利になる、あるいはリスクが軽減できるということになるでしょう。
「いつやるんですか?今でしょ!」。政府が公約したとおり、インフレが続くと仮定するとお金の価値が毎年目減りします。2%のインフレ率なら、100万円が翌年には98万円の価値に下がります。しかし、良いインフレならローンを組んでいる人にはメリットもあります。実質の借金が減っていくからです。リスクは政府が舵取りをあやまった場合、国債が暴落し金利が跳ね上がり大混乱に陥ることです。そのためには世界にアピールしなければなりません。ムダをなくし、先送りしないで社会保障と税の一体改革に取り組んでいることを。順序として消費税増税は最後でもいいと思う。なぜなら、国がムダをなくす保証がどこにもないからです。国が国民から借金をした総額が1000兆円を超えました。どうやって国民に返済するのだろう!
バラマキが相変わらず続いています。しかもバケツの穴がさらに大きくなっているようです。税金を利用できる人たちが益々富んで、私たちとの格差が広がっていくのでしょうか。それを防ぐには国民一人ひとりが関心をもつことしかありません。
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