その現場が始まる少し前にも近くで新築してたでしょう。そこの親御さんからも、良い工務店だという評判を偶然聞いていました。

お会いすると、みなさん良い感じの方だったし、コストパフォーマンスも良かったしね。あと、建ててもらう工務店が家から近いのは、大きなポイントやと思うな。

大工さんは、ホンマにしっかりした良い大工さんやったから……。

現場に行ったら、工事が進むまでに早め早めに伝えるようにしてたんやけどね。たまに『う～ん』と考えてはることもあって、真剣に取り組んでくれてるのがよくわかったな～。

棟梁も息子さんも男前やしね～。特に何も心配はなかったな。

外壁工事の時に仕上がりが気になったところがあって直してもらったけど、住んだら何にも気にならんな～そんなもんやね。(笑)

きれいに仕上げてもらって、何もいうことないな～ちょっとお願いしたいとか、なんかあってもすぐ駆けつけてくれるしな～。

自分が設計して言うのもなんやけど、窓の取り方が大切なのは改めて実感したね。南から北へ風が通って、本間に気持ち良いし、庭を望むための窓や、大木を眺めるためにつけた窓から見る景色は絶景。

西日もブラインドをすると、程よい日差しになっていいよ。

屋根は心配も多少あったけど、屋根断熱をしたから全く熱くなく快適やしね。

大工さん、監督さん、設計士さんとのおつき合いができるようになったことが、何よりも良かったわ♪

Ｉ様は建築士事務所を営まれる一級建築士。数十枚の設計図と模型を持参され、建築資材が書かれた仕様書に基づいてお見積りからのスタート。弊社にとっても新鮮で良い経験になりました。

天井の板一枚の貼り方や、建具の枠の納まり。詳細な展開図があるものの、大工さんと神野監督が現場でＩ様と打ち合わせしながら創りあげた邸宅は、すばらしい芸術作品になりました。

何度伺っても新鮮な印象をうけるのは、お庭や、北摂から京都西山山系に至る四季の移り変わりを、各部屋の窓に感じることができるからでしょう。また、上品な調度品や奥さまお手製の装飾が、お家を引き立たせていることは見逃せません。

歴史の舞台としてことかかない戦略上の重要地が、お仕事部屋（書斎）や、最上階からパノラマで望めます。歴史ロマンを実写として目に焼き付けることができるので、つたない歴史認識の私でも何だかドキドキしてきます。

いつも、ご主人（マスター）がいれてくださるコーヒー。本当においしくて(#^.^#) 奥様とのお話は、楽しい中にもお心使いがありがたいです。

また、ほっこりしに行きます(^^)/