Construction Case 建築実例・施工事例
大阪K邸 – 利便性と心地よさを重視した子育て住宅
建築中にお子様が産まれあらたな門出にふさわしい新築が完成。ご夫婦とアイデアを出し合ったK様邸は、玄関にベビーカーを置けるスペースを、リビングはしっくい塗りにして、高天井に間接照明、どこからでも見えるウッドデッキ。お子様のお昼寝ができる和室にはピアノを置ける板間。そして2階にはランドリースペースがあります。
外観デザイン
ご主人のパートナーであるバイクを守ってくれるサイクルポート。お子様を乗せる奥様の自転車も置かれることになるんでしょうね。
外構の門柱
外構の門柱の色は、ホワイトかダークグレーかで迷われました。コンクリートブロックを積んでベルアート(エスケー化研)という塗料を塗って仕上げます。アクセントに貼ったタイルをブラックにすることで少しハード感が加わりました。ガラスブロック使いもポイントになっています。
門柱
テラス・ウッドデッキ
リビングからつながるウッドデッキ。
【三協アルミ:ひとと木】
・木粉を配合し、温もりのある柔らかい木質感を再現。・耐候性・耐久性に優れ、経年劣化による変色や色あせが少なく、定期的な塗り替えは必要ありません。・やさしい手触りで、割れや節がなく反りはほとんどありません。・天然木のような補修の塗装は必要ありません。キズはサンドペーパーで容易に補修できます。
テラス・ウッドデッキ
ウッドデッキの下は手入れがしやすいように土間コンクリート打ちをしておきます。土やバラス(石)で仕上げてしまうと、雑草がはえてきますので要注意。
テラス・敷地空間
ウッドデッキを照らす照明は壁付けのスポットライト。施主様支給品を取り付けさせていただきました
キッチンスペース
キッチン横の腰壁にダイニングテーブルを並べるタイプの対面キッチン。腰壁にはコンセントを設置。 上部にコンセントを取り付けることで、ダイニングテーブルでのイベントや、携帯の充電など様々な使い方ができます。
玄関からの動線
玄関からリビングまで一直線の生活動線。
家事動線
炊事や洗濯など家事をする時に人が動く経路のこと。プランによっては、家事動線の長い非効率な間取りになる。一方、家族の生活経路を整理したものを「生活動線」、高齢者や病人を介護・介助するための経路を「介護・介助動線」などと呼んでいる。いずれも、これら動線がスムーズな住宅ほど、暮らしやすく快適な住まいだといえる。(住宅用語辞典からの引用)
間接照明・まくちゃん
ダイコー電気の間接照明。造作で大工さんに壁をおこしてもらいその上に照明器具を設置。ダイコーの照明器具は〝まくちゃん”
『まくちゃん』で演出する「キレイな光」の空間。
幕板を造らずただ設置するだけで、癒しの光を実現できます。収納などの上に器具を“設置するだけ”でカンタンに、キレイな間接照明の光をつくることができる。それが新しい間接照明用の器具「まくちゃん」です。薄型なので収納上などに設置しても見えにくく、たとえ階段などから見えても美しいデザインです。
「幕板」をつけないと光が広がりすぎて美しい玄関とはいえません。でも「まくちゃん」なら・・・。間口の狭いエントランスなどで、幕板なしだと対面に気になるカットオフラインができてしまうし、幕板をつけても光の広がりをコントロールすることが難しい・・・。そんなときも「まくちゃん」なら、やわらかくてキレイな光をカンタンに演出できます。
こちらが、「間接照明の女王 家元あきさんと匠建枚方設計スタッフとの打ち合わせ模様」です。
リビング高天井の高窓
リクシルのデュオPG Low-eガラス。Fix窓と横スベリ出し窓の連窓。オペレータータイプですのでチェーンで開閉できます。
リビング階段
階段はリビングから上り下り出来るようにプランニングしました。お子さんとの対話が必ずうまれるリビング階段は人気です。ただ、冷暖房効果の低下が懸念されるため、こんなご提案をしています。
“ロールスクリーン”
階段の登り口に付けることで、少しでも空気の流れを遮ることができます。
キッチン収納
K様邸キッチン収納の情報はこちらの「高低差を利用してリビングスペースにタップリLDK収納 交野市の新築一戸建てK様邸」にもあります。
左は階段下を利用した物入で掃除機などを収納できます。2番目には可動式の棚を。一番上の棚に電話本体も収納。今はスマホの時代ですもんねネット用のモデムなど、ゴチャゴチャした物も一気に収納してスッキリ。
タカラスタンダードのカップボード
階段下収納の横にタカラスタンダードのカップボード。天井近くまである高さ。2m30cmかなりの収納力で組み合わせが選べるタイプ。下部収納は引き出しにすることで、奥まで取りやすく、ダストボックスも収納できます。
ガス床暖房ヌック
リビングに約4帖とダイニングスペースに約3帖、ガス床暖房ヌックを設置。お住まいになってからでは、手間と予算を考えるとなかなか難しいのがこの工事。熱伝導で足元だけではなく空間も暖かくしてくれます。
スイッチをオンにすると、ガスならではのパワーで一気に立ち上げ、お部屋をすばやく快適温度に。寒い冬もおまたせしません。(ガス床暖房ヌック 主な特徴)
小上がりの和室
リビングスペースに隣接する和室を小上がりにすると、畳スペースの下を収納スペースとして使うことができます。大容量の収納を計画することも可能です。
和室の扉を閉じると
LDKと和室の続き間は、和室の扉を閉めてあげればLDKのみのスペースにすることが可能です。冷暖房の効果も、室内の容積が狭いほど効きは早いので効率が増しますよね。
小上がりの和室との距離感
小上がりの和室とリビングの段差は約400㎜。この高さは、一般的な椅子の高さとほぼ同じです。この段差に腰をかけ、リビングのご家族との会話を楽しめるのも醍醐味の一つです。
和室の板間
和室の一角に板間を作りました。ここには、ピアノを置かれる予定です。重いピアノは大きく場所をとるため、置き場を確保してプランニングすることをオススメします。
和室の押入
和室といえば襖のイメージかもしれません。が・・・クローゼットタイプの扉を取り入れてみると、モダンな和室ができあがります。こちらはアイカの建具です。
収納の中はクローゼット
ご主人は、忙しい朝に1階でパッと着替えてご出勤されたいというご要望がありました。その着替える場所は、やっぱり和室かな・・・→ということで、和室の押し入れはクローゼットとして利用できるように、ハンガーパイプを設置しました。
洗面室の扉は引き戸
洗面室の扉は、普段は開けっぱなしのことが多いかもしれません。そのため、圧倒的人気なのが引き戸。ガラガラっとレールの上を滑らせて、扉を隣の壁の方にスライドさせて開ける扉です。 洗面の扉には、中でカギをかけられる表示錠がついています。