重厚感のある外壁材は、高い耐久性を誇るへーベルパワーボード。パネルは石造りや砂岩造りの印象を醸し出す「レリーフ」。『大谷石』と『ボーダーストン』という製品を使用しています。

この配色デザインが決まるまでに、外壁カラーとデザインパネルとの組み合わせパースを、３０パターンほど作成しています。「差し色にホワイトを入れるか」。悩みに悩んでご決断されたのは、ダークブラウン一色に、木目色のアクセントを取り入れたデザインです。

奥様やお子様の自転車が濡れないよう、プランニングの時から希望されていたサイクルポート。三協アルミのカムフィエースミニです。ブラックの支柱は、外観のサッシにあわせてセレクト。屋根のパネルは外観色を邪魔しない、“かすみ”という材質を選ばれました。

左側の、玄関ホールの明り取り窓は「300角のFix窓を上下に配置」。上部の窓のみ開けて通風できるように横すべり出し窓を設置しました。リクシルの防火窓FG-S（Low-eペアガラス）。

玄関ドアは、「防火ジエスタのF21 システムキー（タッチキー）付（クリエラスクカラー）」。中央の縦スリットに２色のスクエアパネルがデザインされています。外観の配色に、この玄関ドアの色を一部取り入れられています。

ホールから出入りできるトイレ。
便器は「リクシルのベーシアハーモJ（タンクレストイレ）100年クリーンのアクアセラミック」。手洗いはコフレルスリム。カウンターとキャビネットは、扉に合わせてクリエダーク色に。

アクセントクロスは悩みに悩まれ、サンゲツのRE-2877。床はサンゲツのフロアタイル。「ダーク系でかっこいい、大人な空間のトイレにしたい！」と選ばれたのが「WD-413（ウッド調）」。少しオールド感のある、独創的な渋～いトイレに仕上りました。

Ｉ様邸のＬＤＫは２０帖。

ダイニングからリビングまで「高天井」を取り入れられました。天井高の2500㎜は、匠建枚方の建築商品の標準。Ｉ様邸のリビングは、プラス600㎜上げて、3100㎜の天井高！

そして、高天井を際立たせるために、高天井の空間構成にインテリア建材をバランスよく配置。リクシルのエコカラットを天井まで張り上げることで、開放感あふれる優美な空間を実現しています。 ちなみに、このエコカラットの面には、テレビボードを置かれます。

「フロアは大理石調」と決めていらっしゃったＩ様。「東洋テックスの『ダイヤモンドフロアー』（オニックスパールカラー）」。光沢のある質感が上品かつゴージャス。

動線は以下のとおり。
ＬＤＫ⇒階段
ＬＤＫ⇒Dog Room
ＬＤＫ⇒洗面室

リビング階段には、冷暖房効率も考え、ロールスクリーンを設置できるように、天井に下地材を施工しています。

大容量の造作パントリー収納！

パントリーの棚は左右とも可動式収納棚。お好みの高さに調整していただけます。幅は左右それぞれ約800ｍｍ。奥行は約450ｍｍあります。中央に壁を作り、棚板を開口の半分の幅に設定することにより、荷重に耐えられるようにこのパントリーを設計しました。

扉のカラーはレッドと決めて、タカラスタンダードの洗面化粧台（W900mm）を選ばれました。三面鏡、ハイバックカウンター、ホーローボウルが人気のエリシオ。足元は、ヘルスメーター収納タイプをご選択されました。

床は、サンゲツのフロアタイル、品番はIS-328です。オシャレなブティックのような空間に仕上っています。

主寝室の天井が高いわけ･･･ロフトを設けていからなんですね。

ロフトと言えば勾配天井（斜めになっている天井）のイメージですよね。Ｉ様邸は片流れの屋根。屋根の一番高い場所が寝室の天井。このような理由から、天井を斜めにしなくても部屋の高さを十分確保することができました。

また、斜めの天井には、どんな照明器具を設置するかも悩みどころ。対応させる専用部品を取り付けると費用がかかります。天井をフラットにできれば少しは経済的。延べ床面積やレイアウトなど諸条件がクリアできるのであれば、Ｉ様邸の寝室のようにに設計できます。天井を高くして、開放感のあるお部屋にされたい方はご相談ください。

インナーバルコニーは4.5帖。３帖分に屋根がかかっていて、残りの1.5帖はオープンバルコニー。正方形の広いバルコニーは、奥行も横幅もあって動きやすい利点があります。

そして、あれば何かと便利に使えるのが水栓。お布団を干す前の手すりのお掃除に。また、バルコニーの床も流せます。