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2014年07月17日

注文住宅を選んだ理由は信頼できる住宅メーカーだったからが一番

安らげる会社を選ぼう 目次

住宅市場動向調査を参考に理想の新築を

国土交通省が「平成25年度住宅市場動向調査」を2014年7月14日に発表しました。

この調査は、住宅の建設、購入、リフォーム等の実態把握・分析を行い、今後の住宅政策の企画立案の基礎資料とすることを目的に、平成13年度より継続して実施しているものです。

調査の中に、賃貸住宅、持ち家からの新築注文住宅への住み替えに関する項目があります。注文住宅を購入した方はどのような理由で、住宅メーカーや工務店を選択したのか。今後、新築をお考えの方は、すでに注文住宅を建築された方のアンケート調査を参考にして、理想以上の新築・コストパフォーマンスの高い一戸建てを取得して下さい。

新築注文住宅のキッチン

「住宅のデザイン・広さ・設備等が良かったから」は5番目

注文住宅取得世帯では、選んだ理由として、「信頼できる住宅メーカーだったから」が44.4%と最も多いようです。

興味深いことは、「住宅のデザイン・広さ・設備等が良かったから」は5番目の理由になっていること。これは、匠建枚方のスタッフが日頃から感じていることと一致しています。信頼できる=安心できる、同じような意味に解釈できます。日本で中古住宅よりも、一千万円以上高い新築が人気なのは、新築のほうが多くの安心と安らぎを得られるからでしょう。

この調査では複数選択が可能となっていますので、もし、一つだけの選択なら、突出して「信頼できる住宅メーカーだったから」が多くなっていたものと思われます。(※ 余談ですが、なぜ、この調査では「信頼できる工務店だったから」にしなかったのでしょうか? 住宅メーカーを意識させる意図的なアンケート調査なのかもしれません。新築の工務店シェアは80%弱もあるのですから)

不動産営業の方にご覧いただいているようでしたら、本当に自社が信頼できる会社なら、機能・性能・デザイン面よりも、まず、それをお客さまに丁寧に説明することが大切だと思いませんか。(住宅・不動産の嘘や偽りはお客さまの人生を狂わすので絶対にしてはいけないと、弊社は考えています)

平成25年度住宅市場動向調査

選択肢が多くて、どの性能、機能を選べばいいのかお客さまは分からない

やはり、新築を選ぶ理由は、会社や担当者の信頼・信用度が一番。お客さまは、戸建住宅のデザインや間取り、広さに興味がないのではありません。たとえば、営業担当者は、自社新築商品の耐震住宅や高気密高断熱、太陽光発電、省エネ、住宅設備などの機能性や住み心地、デザインをお客さまに、それぞれ強くアピールするでしょう。

お客さまは選択肢が多くて、どの性能、機能を選べばいいのか分からない。迷われる。どれを選択すれば正しいのか、よく理解できないのです。「住宅のデザイン・広さ・設備等が良かったから」は必要条件で十分にお客さまが満足する条件ではないことは、この調査から明らかでしょう。

安らげる住宅会社を選ぶことが何よりも重要

たとえば、価格が魅力で新築の契約を決めてしまうと、少なからず将来にリスクが発生する可能性があります。多くの先輩方の知恵として、「信頼できる住宅会社」が契約の決め手として重要視されています。信頼、信用を軽視すると思わぬリスクが発生することは、建築の専門家はみんな知っています。

重要なことをお話ししましょう。大きな会社でもトラブルが起きるのには理由があります。問題が発生すると、担当者が何とか自分で抑え込もう、失敗を隠そうとすることがこの不動産・建築業界ではよく起こります。損害金額が大きいので会社側からは、担当者のミスがどうしても目立ちます。担当者レベル、部署レベルで不具合や施工ミスを処理しようとして対処できず、そのうちにお客さまが爆発。適切な対処ができずに問題が大きくなるパターンはとても多いようです。

契約前には建築候補の工務店や住宅メーカー、分譲会社の信用を調査をして、ご家族の夢を叶えて下さいね。

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