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2014年09月14日

マンションと一戸建て、いつでも建て替え可能な戸建てがお得

マンションと一戸建て、どちらが得

マンションと一戸建て 買ったほうがいいのは?

本当は不動産屋が教えたくない ウラ情報
2014年9月8日19時から「中居正広のミになる図書館」が放映されました。タイトルは「本当は不動産屋が教えたくない ウラ情報ベスト15」。前回はウラ情報2位の「不動産屋が案内したい不動産物件とは『自分が儲かる物件』」についてお伝えしました。

今回は、ウラ情報ベスト1位、「マンションと一戸建て 買ったほうがいいのは?」について考えてみましょう。出演していた不動産関係者のほとんどが(不動産営業、不動産コンサルタント、不動産鑑定士、欠陥住宅鑑定人、弁護士など)「一戸建てのほうがお得」だと回答しました。

戸建て住宅は建て替え可能、でもマンションは難しい

マンションは老朽化しても建て替えが非常に困難です。
番組の回答者が、一戸建てを勧める理由は、「戸建ては建て替えができる」ことを例に挙げていました。

国土交通省調査(平成26年4月1日現在)のマンション建替え集計

国土交通省調査(平成26年4月1日現在)のマンション建替え集計で、
現在までの建て替え実績は全国で200棟ほどです。マンションの建て替えには、解決しなければならない障壁があるからです。たとえば、マンションの解体費や建設費などを、それぞれの住民がどうにかして捻出しなければなりません。建て替えには同意しても所有者の多くが費用を用意できるとは限りません。今後、築年数30年を超えるマンションの割合が増えてゆきます。耐震基準に満たないマンションも相当数あります。マンションの建て替えは、私たちが解決しなければならない社会問題、ということがあまり認知されていないのが気がかりです。

マンションを選択する理由はさまざまです。
駅に近い、会社に近い、商業施設に近い、環境がいい。ここで取り上げたのは、マンションが得か、一戸建てが得か。おもに金銭的理由だということをお断りしておきます。

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