Construction Case 建築実例・施工事例

注文住宅

大阪O邸 – 換気・本棚と書斎・吹き抜け等やりたいことが詰まった家

大阪O邸 – 換気・本棚と書斎・吹き抜け等やりたいことが詰まった家

O様邸は二方道路と里道に接する解放感のある敷地。
その敷地形状を利用し、2台分のカーポートとプライベートコートを設けることを前提としてプランニングはスタート。

道路が坂になっているため、どこの位置を基準にするのかがキーポイント。そこがガレージの取り方や玄関までのアプローチに大きく左右するため、基礎業者さんと監督と現地で打ち合わせをすることはマスト作業。知恵を出しあうことでベストな仕上がりになりました。

LDKには吹き抜けと畳コーナー、奥様の書斎と造作本棚スペースをどう配置するかをO様と一緒に意見を出し合いながら進めさせて頂きました。キッチンからも洗面からも出入りできるサンルーム、PCコーナーからも畳コーナーからも共有できるカウンターなどアイデアをいただき、使いやすくオシャレな空間が実現。

リビングから見渡せるタイルデッキと芝生のお庭は、敷地形状を利用したO様だけのプライベートコート。道路側に目隠しフェンスを設置したため、Rちゃんが走りまわっても安心の空間です。
タイルデッキの上はバルコニーが屋根になり、日差しをカット。夏はプールや夕涼みをして楽しめそうです。

また、第一種換気システムもご採用され、吹き抜けのLDKの空気も循環させることで快適な室温の中での生活を満喫されています。

吹き抜けのある解放感いっぱいのLDK

キッチン・ダイニング・リビングスペースをあわせたLDKは約23帖。さらに畳コーナーとリビング内の階段を合計すると約28帖の大空間になります。

見せ梁も設置した、リビング上の吹き抜け8帖を作ることで、居心地のいい快適な空間を実現しました。

吹き抜けのある解放感いっぱいのLDK

畳コーナーと造作本棚

撮影時には小物を飾っていますが、小上がりの畳コーナーに「造作本棚(オーダーメイドの本棚)」を設けられました。

雑貨デザイナーの奥さまが、イメージ図を書いてくださったので、それを元に現場サイドに図示したところ、スムーズに形にすることができました。

造作本棚の下部、畳の一部は板間にしたかったので、大工さんと監督が現地で納め方を相談し、本棚と同じ板を施工してくれました。これで板間にも物を置けるようになり使いやすくなっています。「大工さんの施工技術がキラリ✨」と光っていますね。これも匠建枚方の注文住宅の良さです。

小上がりの畳コーナーに「造作本棚(オーダーメイドの本棚)」を設けられました

オーダーメイドの書斎カウンター

在宅ワークが増えているこの頃、パソコンスペースは必須アイテムとなりつつあります。

注目して頂きたいことは、この書斎カウンター、向かい合わせで小上がりの畳コーナーからも利用できるようになっているところです。当初はPCカウンターと畳側のカウンターを別々で特注し、壁の中心でつなぎ合わせる予定でした。ところが・・・。

メーカーとの打ち合わせの最中、「二枚分あわせたアイカのスタイリッシュカウンターを一枚もので特注し、壁の部分をくりぬくようにカットしてもらうと、つなぎ目がなくなり美しく仕上がるのでは!?」・・・というアイデアが浮かび上がりました。すぐに大工さんに相談し、オーダーメイドで作った、一枚ものの書斎カウンターが現実に!ここでも「当社自慢の大工の施工技術がまたキラッ✨」と輝きました。

 

大工に資格はいりません。100点満点で説明すれば、技術点10点~100点の大工が現在では分布しています。20、30点も珍しくはありません。

当社は5~7名程度の大工職人をローテーションを組んで建築現場に配置しています。80~100点大工をご希望の方は、当社で施工を依頼されることをお勧めいたします。

オーダーメイドの書斎カウンター

キッチンと横並びのダイニング

対面キッチンが人気のなか、最近、少しづつ増えてきているのが「キッチン横並びのダイニングスタイル」。O様邸もこの配置をご採用されました。キッチンで作ったお料理を横にスライドして並べられる動線が人気の理由のひとつです。

手元を隠す必要がないオープンキッチンは見せるキッチン。ダイニングから、そしてリビングから見渡すとキッチンが家具の一部のようなインテリアにも。オープンスタイルのキッチンは、LDKのどこからでも見通しがよくお部屋が華やかになります。

キッチンと横並びのダイニング

タカラスタンダードのオープンキッチン

O様は、タカラスタンダードのオフェリアオープンキッチンをセレクトされました。

タカラスタンダードのオープンキッチンは、奥行きが広い特徴があります。他メーカーが約1000ミリ程度が多いなか、タカラは50ミリ広い1050ミリです。サイズでいえば5センチの差ですが、実感としては広さを感じます。

コンロ前のオイルガードパネルは、換気扇まですっぽりガードしてくれるハイタイプ。クリアパネルなので景観を損なわずスッキリ。コンロで調理中でもリビングや庭で遊ぶお子さまの様子をうかがえますね。

タカラスタンダードのオープンキッチン

キッチン収納とカップボード

キッチンの対面側には両開きのキッチン収納を設置。リビングまわりで使うものって結構ありますよね。インテリアを損ねるリモコンや文房具などをしまっておくのに調度よいサイズ感です。

その隣、キッチンと同色のカップボードをセレクトされました。スライドドアの食器棚とハイカウンターキャビネットの組み合わせは収納力もありとても使いやすそう!

ハイカウンターの上にはデコレートシェルフ。見せるコーナーと収納コーナーの用途をしっかり区別できる素敵な空間です。

キッチン収納とカップボード

リビングうえの吹き抜け

当社モデルハウスをご覧になり、即決で採用していただきました「吹き抜けリビング」。ゲストをお招きしたら、この吹き抜け空間に感動されることでしょう。

掃き出し窓は、ワイド2550ミリの「大開口サッシ」をご選択。タイルデッキと人工芝で彩られたお庭を、視覚的にプライベート空間として取り込み、快適に過ごしやすいリビングが完成しました!

リビングうえの吹き抜け

ひな壇階段とアイアン手すり

リビングから上るリビング階段は、2階の部屋に移動するご家族、とくに「お子さまの気配を感じることができる」とは、よく伝え聞く利点です。

また別の利点は、リビングの一角に階段を配置することで、LDKが一つのデザインとして機能することがあげられます。Oさまは、アイアン手すりを取り付けたひな壇階段を設置され、おしゃれ感をLDKにつけ加えられました。

ひな壇階段についてです。階段の踏板部分を、側面から覗くとひな壇のように見えるので、これを「ひな壇階段」と言います。ひな壇にすることで階段の幅がやや広くなり、圧迫感が軽減する効果も。

ただ、画像をご覧いただくと分かりますが、落下防止策が必要となりますので、このように手すりを設置します。O様はアイアンの手すりをセレクト。つや消しのブラック塗装がモダンな雰囲気のO様邸にピッタリの仕上がりになっていますね。

ひな壇階段とアイアン手すり

シューズクローク

プランニングで今やダントツ人気のシューズクローク

玄関からもホールからも出入りできるように設計しています。靴だけでなく、コート掛けのスペースが少しあるのもうれしいですね。土間の上にかけられますので、しずくを気にしなくても雨合羽やレインコートをかけられます。

シューズクローク

パウダリースペースを兼ね備えた洗面台

サンルームへは洗濯室とキッチンから出入りできます

(サンルームへは洗濯室とキッチンから出入りできます)

お洗濯→サンルームで物干し→リネン庫(タオル・衣類収納庫)へ収納という洗濯動線です。

洗濯機置き場の前に「W1200㎜の洗面ドレッシング」。洗面室に奥さまが「パウダリースペースも欲しいな~」とのことで、「パナソニックのC-Line」をご提案させていただきました。

画像のハンガーキャビネットを置いている場所について

洗濯台の横にリネン庫として利用するキャビネットを設置されます。キャビネットの寸法にあわせてスペースを確保。洗面とキャビネットを造作壁で隔てて、スッキリした空間と動線に仕上がっています。

川口技研のホスクリーン(室内干ホスクリーン昇降式)

洗濯室に室内干しアイテムを設置。「川口技研のホスクリーン(室内干ホスクリーン昇降式)」タイプをご採用いただきました。

「サンルーム作ってもらったから、ホスクリーン使うかな~」と笑顔でおっしゃっていた奥様。少しでも家事の軽減になればいいですね。

UTMP型

サンルームの出入り口

 

 

 

パウダリースペースを兼ね備えた洗面台

サンルーム(サニージュ)とスロップシンク

当初からのご要望だったサンルーム。雨の日のお洗濯干し場としてはもちろんですが、春の花粉対策としてもご要望の多いアイテムです。

このサンルーム、洗面室からもキッチンからも出入りできる2WAY動線となっています。内部にスロップシンクも設置されました。お湯も出ますので、冬場は冷たい思いをしなくても利用できます。

 

サンルーム(サニージュ)とスロップシンク

タンクレストイレ(TOTO)

トイレはTOTOのタンクレストイレ。手洗いカウンターがついています。落ち着いた印象の背面と側面のアクセントクロスですね。

タンクレストイレ(TOTO)

吹き抜けの空調と住宅用24時間換気装置(第一種換気)について

吹き抜けを作るとき、お客さまが心配されるのが空調の問題。ご承知のように、吹き抜け部分は空調体積に入いります。一般的なLDKよりどうしても冷暖房が多少効きにくくなります。

その対策のひとつとしてシーリングファンを吹き抜けの天井に設置することをお勧めしています。シーリングファンは二つの回転方法を備えています。冬は上向きに気流の向きを変化させ、部屋上部の暖かい空気を部屋全体に対流させることで、暖房の効き目を改善する効果があります。

もう一方の対策としてO様は、部屋の温度変化を防ぐ効果のある「第一種換気システム」を採用されました。

住宅用24時間換気装置(第一種換気)・・・夏は涼しく、冬はポッカポカ。換気をおこないながらも家の中の温度変化を防ぎます。冬は暖房の熱を逃がさず、夏は冷房の冷気を逃がさないため、換気をしても寒さを感じたり、暑くなったりすることがありません。家の中を心地よい温度の空気がつねに流れます。

全熱交換型24時間第1種換気装置 SE200RS

 

吹き抜けとフィックス窓、シーリングファン

インナーバルコニー

ご要望で圧倒的人気なのが「インナーバルコニー(屋根付きバルコニー)」。O様邸はサンルームがあるため「ここに洗濯物は干さないかな~」とはおっしゃっていましたが、念のために天井からの物干し金物を設置。この屋根付きバルコニーは、お布団やシーツを干していただくために活躍してくれそうです。

インナーバルコニー(屋根付きバルコニー

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