本棚スペースを通過して、各部屋に入る動線となっています。

造作本棚は、設計で寸法を計画⇒図示してから、大工さんに作ってもらいます。

素材はフリー板という１枚の大きい集成板を、図面通りの寸法にカットし、壁や床に固定。書棚部分は、本の高さに調整できるように可動棚に。棚柱を施工し、棚受け金物で高さを調整して棚を置けばＯＫ。

フリー板には、自然塗料のリボスウォルナット色を塗装しています。

「せっかく作る空間は明るく、気持ちの良いスペースにしたい」。階段室から2階ホールに、そして本棚へ光が少しでも差し込むように、横長のＦｉｘ窓を設けました。

こちらの書棚は、本を壁面いっぱいに置けるように両サイドの縦板を天井で設置。金物でしっかり固定しています。

一番下は、床から３㎝ほど上げて棚板を設置することで、本に床からのホコリが付きにくいよう工夫しています。その３㎝部分にも板を造作し、こんどは棚板の下にホコリが入り込まないように作成してもらいました。

一番上の段は手が届きにくので、少し低めに棚板を設置しています。お住まいになってから、棚板を追加したい場合は、ご連絡くだされば棚板一枚のオーダーも対応できます。

こちらの本棚の裏側はバルコニー。外壁に面しているので、窓を付けられますね！ということで、書棚上部に横長のFix窓をもうけて光をこちらからも取り込むことにしました！

本棚の一番上は、観葉植物などを飾れるように、窓のサイズを本棚の幅よりも少し小さめサイズにしています。