Construction Case 建築実例・施工事例
大阪O邸 – そよ風が吹き抜けるスタイリッシュモダンの家
設計のポイント⇒ 敷地約38.5坪のO様邸には、敷地の奥に幅の極端に狭い敷地が一部あります。「そのスペースを有効利用したい!」とのご要望により、その場所に洗面と浴室を配置する計画に・・・。離れにするわけにはいかず、棟続きの建物としての設計になります。耐震強度について構造担当の建築設計事務所と協議。綿密に打ち合わせを重ね強度を保つように慎重に設計を進めました。
「リビングは開放感のある空間にしたい!」とのご希望も。そこで次のポイントを軸にプランニングを始めました。①リビングに吹抜を設ける ②リビングとつながるウッドデッキを設け、一体感を持たせる。2階の子供部屋からリビングルームを見下ろし、コミュニケーションをとれるように小窓を設置します。一方、ウッドデッキでは、洗濯物も干せるように計画し、そこではDIYも楽しまれる予定です。
「収納もたくさん欲しい!」、このご要望には。お部屋に収納を可能な限りお取りしたうえで、①シューズクロークは靴を置くスペースの他、コートなどをかける用途に別のスペースを確保 ②季節ものなどをタップリ収納できる天井収納庫を設置。 他のご意見、ご提案に対しても、詳細に打ち合わせさせていただきました。
外観デザイン
外観スタイルは「スタイリッシュモダン」です。
ツートンカラーに、アクセントで「こげ茶色」を採用された外観。パワーボードは1階の黒に近い紺色部分は「A-Beat スタック25」に、2階部分は真っ白な「レリーフ 大谷石」に。アクセントになっているこげ茶の玄関屋根とバルコニーは「レリーフの木目調」を横に貼って頂きました。
1階と2階の小窓のみ同じこげ茶色を使い、窓周りに枠を入れております。2階は上下に枠で装飾する事で縦のラインが生きていますね。
オーニングに彩風(あやかぜ)
金木犀の後ろにはご家族皆様の憩いの場所になるウッドデッキを敷設していただきました。三協アルミのひとと木2です。
オーニングは遮熱性のある素材からホワイトBS色をご採用。 オーニングの商品名はLIXILの彩風(あやかぜ)です。
SICの扉は上吊りタイプの引き違い戸
右側の扉を開けて靴を履いたままシューズクロークへ。そこで靴を脱ぎホールに上がりコートを掛け、こんどはホール側の扉を開けてリビングへ。 上吊りタイプの引き違い戸を採用することで、土間部分からもホール側からも出入り可能。大きさはちょうど2帖ほどになります。
リビングドアはファミリーラインパレット
LDKへの扉はLIXIL、ファミリーラインのパレットからCM8のホワイトオーク柄を選ばれました。この室内ドアには素敵なアクセントパーツを取り付けています。鋳物風の装飾でレトロなかわいさを表現できる飾り。お好みの場所に、アクセントパーツをプラスして自分だけのドアにカスタマイズできます。
ラクシーナはペイントウッド柄
システムキッチンはPanasonic。ラクシーナのオープンキッチン(アイランドキッチン)です。 扉は新柄のペイントウッド柄です。ホワイトの木目柄なのですが、“アイアン調のブラックの取っ手”を選ばれたので、より素敵にバランスよく仕上がっています。左側はカウンター。朝の忙しい時間帯はここで「さっと朝食」をとれるような組み合せを選択されました。
コンロにIHクッキングヒーター
油はねやお手入れのことを考え、IHクッキングヒーター(IHコンロ)を採用されました。
Lacucinaのキャッチコピーは、『「ラクシーナ」で、料理をもっとラクに、もっと楽しく。調理の時間を短縮することを追求し、便利機能を充実させました』
リビングルームに吹き抜け
リビングルームの上部に吹き抜け。
テレビボードを配置される予定の背面はエコカラット(グラナスヴィスト)です。2M50センチの幅で天井まで貼られてます。漆喰も検討されましたが、同じようにお部屋の除湿や消臭効果のあるエコカラットを最終的に選ばれています。
吹き抜け空間にYKK APの室内窓
吹き抜け空間にYKK APの室内窓。木質インテリア建材[ラフォレスタ]採光ユニット。
階段に明り取り窓
階段の途中に横滑りの窓。2階の上がりきった窓高さに合わせFIX窓を設置。北側ですが、日中柔らかい日差しが入りホールを照らしてくれます。
階段の蹴込み板・側板・手摺・窓枠・巾木は白で統一。ホール上には天井収納庫を、ホールから上れるように♪
子供室に室内窓
子供部屋。こちらはCちゃんのお部屋ですね^ ^
その横にも同じ室内用の開き窓を取り付けています。窓を開けるとスーっと下から風が上がってきて、思いのほか涼しく感じられました。