Construction Case 建築実例・施工事例
大阪M邸 – 宮殿みたい! 北欧モダンスタイル
(設計について)「こんな外観がいいんです♪」。それは西洋の宮殿をモチーフにした外観。ランプ型の玄関灯がアーチを描きポーチ柱を彩る、すてきなお家でした。そのイメージを頭に叩きこみプランニングを開始。
かわいいRちゃんと元気な双子の男の子。3人が走り回りのびのび成長できるように、LDKはゆったり22帖。和室を隣接させてお子様が成長されるまでは寝室にもなるように6帖の広さを確保。大勢のゲストを招いても開放感を感じるように、リビングと接する和室の扉は3枚引込戸、間口を最大にとっています。
活発に動き回る双子のお子様の行動を見ながらの家事は大変。キッチンからお子様の行動を見渡せるように計画していますので動きをキャッチできます。キッチンから洗面室や階段への動線も近くにレイアウトしました。
2階のバルコニーへは、廊下から上がれるように計画。6帖の広いバルコニーは屋根つきのインナーバルコニー。これでお子様の成長にともない増えていく洗濯物を思う存分干していただけます。ご主人のご要望だったサイズアップのバスルームと書斎も設計に加えました。それと、収納はウォークインクローゼット、天井収納庫、キッチンにパントリーもしっかり確保しています。
外観スタイル
ポーチ柱からバルコニーまでの2本の柱。アーチ状の垂れ壁を上下にアレンジ。ダークグレーのラインをポイントにスッキリとした配色。2階の出窓がアクセントになり、宮殿をイメージした北欧モダンスタイルの外観が完成。
パワーボード
外壁はヘーベルパワーボード。メインのデザインパネルは大谷石。ファサード柱に薄めのグレーを塗装。「レリーフボーダーストーン」をセレクトしました。形状は違いますが、どちらも石を積み上げた壁を想像させるデザインです。
バルコニー正面と出窓の下ラインに「アラベスク」を。このデザインパネルで宮殿らしさを演出しています。
駐車場には大きめのカーポートを設置。(三協アルミのセルフィ 5830 H25柱:サンシルバー 屋根:熱戦遮断ポリカーポネートのかすみ)自転車も車の奥に置けるように幅と奥行きを広めにとっています。ガレージの配置は、雨の日のことを考え、「車から降りてお子様たちの移動がスムーズにできるように」とM様。
アプローチに乱形石
アプローチに乱形石を敷き詰めました。(アイランドのランダムクォーツ/モダンホワイトカラー)
アプローチの1段の階段はアーチ型をご提案。正面から玄関へのアプローチだけでなく、右のガレージ側からも、ポストのある左側からもどこからでも出入りしやすい形状です。シンボルツリーは、2,000mmのシマトネリコを下草花と一緒に植樹しています。
アールの門柱
玄関のアーチや階段のアールの形に合わせた門柱。上から見るとアール型になっています。丸みを帯びた白い壁面はとても美しいフォルム。上下にレンガをあしらって、北欧の雰囲気ぴったりに。
ガラスブロックをシンメトリーに配置。この透明感が軽快さとデザイン性を高めています。M様邸のシンボル門柱となりました。
ランプとサイン
奥さまがランプ型をチョイスされました。ポストはユニソンの「ルージュマカラ/アンティークブルー」。アイアンの飾りがついた北欧らしいカラーリングです。
サインは美濃クラフトのIS-4。バランスよく配置されています。アイアンの表札はサイズ確認がとても大切です。大きすぎると主張し過ぎ、小さすぎると苗字が見えにくい。門柱やポストなどとバランスを確認して発注してくださいね。
広いリビング
子供が3人が駆け回っても狭さを感じないリビングにしたい」。広いリビングダイニングが実現。リビングが10帖、ダイニングは6帖あります。
「お子様の成長にあわせて、今あるダイニングテーブルを買い換える」、その時のためにダイニングも広さを確保されました。
ラクシーナ
対面キッチンはパナソニックのラクシーナ。爽やかにホワイトでまとめられています。
カップボードもラクシーナ。収納ユニット+吊戸棚で計画されました。キッチンと収納ユニット、それぞれのカウンターを床から850mmの高さでそろえています。
カウンターのレベルが同じですので、自然な流れでキッチン⇒収納ユニットへ作業が移れます。意匠的にもキレイですね。左側のカウンターキャビネットには調理家電を並べて頂けます。
リビング階段の間仕切り
M様は「リビング階段の間仕切りには、アウトセットの引き戸を取り付けてもらいたい」とのご要望。閉めると壁と一体化するように「ホワイトの扉」をご選択。扉を収めるスペースが確保できるのであれば、この間仕切り方法もご提案できます。