Construction Case 建築実例・施工事例
大阪N邸 – スロープが玄関へと続くダブル発電の家
どっしりとした外観のN様邸はダブル発電のエコ住宅。将来の事を考え計画されたスロープは機能性と意匠性を持ち合わせ、外観と一体になったデザインが遠くからでも目をひきます。
ご家族との同居も考慮されリビングはコンパクトにして6帖続き間の和室を2WAY動線に。洗面室に収納スペースをもうけ同じく2WAY。使いやすさを“とことん”追求したお家です。
キッチン空間
キッチンとカップボードはパナソニックのアルベロホワイトで統一。キッチン前の立ち上がり壁は手元隠しの役割。コンセントの設置も可能になります!この位置のコンセントは調理に重宝します♪
キッチンの横に冷蔵庫スペースを確保
冷蔵庫側から見たキッチンです。
冷蔵庫から出した食材をシンクで水洗いなど、振り向かずに作業ができる動線を意識しました。冷蔵庫横の壁は、開き扉の冷蔵庫の高さに合わせて計画、シンクの水はね防止としても役立ちます。
Panasonicのキッチン
シンク横ゆったりタイプで、パナソニックのアルカリイオン整水器を置くスペースを確保。整水器専用の水栓を設けられたので、見た目もスッキリ仕上がりました。
LDKの入口ドアを開けると…
玄関からキッチンの勝手口まで一直線に風が抜けます。勝手口は、標準仕様が採風タイプの商品です☆ 全面ガラスで明るいキッチン!面格子付で安心!扉と鍵を閉めた状態でも採風・通気が可能!三拍子揃った優れものです♪
機能性、機動性、快適性を考慮して料理が楽しくなるキッチンスペースに仕上りました。
IHコンロ
〔お手入れについてワンポイント!〕
ガラストップのIHコンロはクレンザーみたいなツブツブの入った洗剤を垂らして、サランラップでこするとコゲ汚れが、ビックリするくらいキレイに取れます♪
パナソニックのカップボ-ド
Panasonicのカップボードはトール収納+カウンター収納の組み合わせ。ダストボックス付きハイカウンタータイプの家電収納の横には、4段引出が! 広いカウンターがうらやましいです
Panasonicのカップボード
リビングへの出入口からカップボードの側面が見えるため、エンドパネルを採用。扉と同じ面材なので、一体感のある仕上がりに。
パナソニックのカップボード
たっぷりの収納力♪
引出しは閉まる直前でブレーキがかかり、そのあとゆっくり閉まる、ソフトクローズ式です。
パントリー収納
中にはパナソニックの木製棚が組み込まれています。建築工事と合わせて大工さんに取り付けてもらったので、ぴったりサイズ☆
冷蔵庫スペースとキッチン
冷蔵庫から出した食材をシンクで洗う。横にスライドで作業できるキッチン空間です♪ キッチン・冷蔵庫スペースにも、無添加住宅の「しっくい」を採用されています。
リビングから見たキッチン
キッチンカウンター下のワイドニッチ☆ リモコンやメモ帳、お薬など置くのに便利です。
リビングから見たキッチン
続き間和室を閉めたところ。
扉を閉めることで、6帖の和室がプライベートスペースに早変わり。
リビングから見たキッチン
続き間和室を開けたところ。
お昼間は一体的な空間として、家事をしながらでも会話が楽しめます。
リビング
吐き出し窓を南と東に配置した明るいリビングです。床材は、Panasonicのエクセルミディアム色。
三枚片引き扉
この扉は三枚とも壁の方に引き込めるため、W2350の広い開口部となります。扉はエクセルダークで落ち着いた雰囲気に。
和室の畳
畳のヘリは、イ草の色になじむものを、ということでこの色に決定されました。
収納の寸法について
布団の入るサイズ:有効寸法(壁の内々寸法)で、幅1200㎜×奥行700㎜は確保した方が良いと思います。
和室収納
コート掛けの奥行:ハンガーをかけた時に肩が当たらないようにするには、有効奥行寸法が500㎜以上ほしいところ。扉を閉めることを考えたらもう少し余裕はもっておきたいですね。ただ、建具の種類が異なれば内寸も変わります。建具の厚みや間取りとの兼ね合いでサイズ確保が難しいこともあります。
(以下は、e戸建てこうすればよかった!注文住宅の反省会からの引用)玄関ホールにコートをかけられるように収納を作ったんだけど、 奥行きが45cmしかないので、肩幅の広いうちの家族の服は斜めにしかかけられない・・・。やっぱりコートハンガーのあるところは奥行き60cmにこだわればよかった。
TOTOのタンクレストイレ
1階のトイレはTOTOのタンクレストイレ。TOTOのトイレは汚れが取れやすくお手入れが簡単です。
N様邸は、トイレのお手入れがより簡単になるようにと、左右の壁面にホーロークリーントイレパネルを施工しました。
ホーロークリーントイレパネル
キッチンのタイル壁にキッチンパネルを貼るように、トイレの壁もクロスではなく、「トイレパネル」を貼るのが新しいスタイル。使用時の飛び散りなど気づかないうちにつく汚れが、壁や床に染み込んでニオイやしつこい汚れの原因となります。「壁面をガード」 壁面に汚れやニオイが染み込まず、汚れてもサッとひと拭き。
手洗いカウンター
手洗いカウンターは、タオル掛け+2連紙巻器付きです。小さな手摺は施主様の支給品で当社で取付致しました。
階段のニッチ
玄関からすぐ見える部分にある階段には、ニッチ(壁埋め込みの飾り棚)をつけられました! LDKと和室、玄関~階段はしっくいを採用されたのですが、ニッチの中はお気に入りの壁紙に変更。壁紙は、打合せしていて、とても盛り上がります(^^)
玄関~玄関ホール
玄関の框(約240mmの段差があります)には手摺を取り付け。少しの段差ですが、日時の動作を思い返すと、靴を脱ぐ時、掃く時、つい壁に手をついていることが多いのではないでしょうか?
框(かまち、建築用語 Weblio辞書)とは、床に段差がある場合、段になる部分の縁に使う厚い横材も指し、玄関の上がり框、床の間の床框、縁側の縁框などがある。
階段下のパントリー
階段下を利用してコート掛けも完備。
パントリー(Pantry)とは、キッチンの一部分にあるいはキッチンに隣接して設けられる収納スペースである。 食品や飲料のほか、日常使う頻度の少ない調理器具や什器類をストックするために利用される。 食品貯蔵庫や食器室と呼ばれる。 飲食店やホテルでは、厨房から運ばれてきた料理を盛りつける配膳室のことを指すこともある。(パントリー – Wikipedia)
主寝室
向かって右側は、バルコニーに出る掃き出し窓。二階の間取りは、バルコニーの向き、バルコニーへの出入りをどの部屋から出入りしたいかで、おおよそのレイアウトが決まってきます。左側の3つの窓は外観のデザインを考えて、一階の窓とラインが揃うように計画しました。
寝室もしっくいに
しっくいとは(弊社で材用している“無添加住宅のしっくい”より引用)
調湿性能/結露しにくい!
微細な多孔質の素材であるため、優れた吸湿・放湿性があります。空間の湿度を適度に調節することで結露を防止し、建物の耐久性を維持します。また、湿度の高い夏は湿気を吸い込み、乾燥した冬には湿気を放出し、居心地の良い室内環境をつくります。(性能の限界を超えた、過度の加湿・暖房は結露お起こします。ご注意下さい。)
耐火性能/火に強い!
建築基準法第2条第9号基準に適合。ほとんど無機の不燃性の素材で構成された防火材です。化学建材のようにダイオキシンなどの有害ガスが発生することもありません。昔の城や蔵が漆喰で塗られていたのも、漆喰が火に強いからなのです。
左側のくぼんだところはタンスを置くスペース。
あらかじめ、お持ちになられる家具をお伺いして、残りの右側をウォークインクローゼットに
ウォークインクローゼットの中の壁紙
こちらも、施主様お気に入りの壁紙です。
ウォークインクローゼットの窓
2WAY動線のバルコニー
バルコニー水栓も完備しています。
階段上スペース
2階のトイレ
「2階にも手洗いが欲しい!」とのご要望で、タンクレストイレ+手洗いカウンターを選ばれました。タンクレストイレのスタイリッシュな感じが◎」とのことで1階と同じタイプを設置。
2階のトイレ
手洗い器、便器のカラーはパステルアイボリーを採択されました。