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BLOG 匠建枚方 新築ブログ

2015年06月12日

2015/5のエコポイント実施状況と9末までが新築購入の節目に

環境(エコ)2015年5月の省エネ住宅ポイントの申請戸数が事務局から公表されました。

省エネ住宅ポイント事務局が6月12日発表した5月の省エネ住宅ポイントの申請戸数は、新築が1万6945戸、リフォームが2万5442戸だった。

前月に比べ新築、リフォームとも伸び、合計で4万戸を超えた。

なお、事務局では予算の実施率が50%を超えた時点を目安に随時、残りを公表するとしている。予算額は事務費も含め905億円。(新建ハウジングからの引用)

 

5月はエコポイントの申請が増えたようです。

5月末までの発行累計が、エコ住宅の新築エコリフォームを合わせて55,339 戸、ポイントの発行が8,655,256,000 ポイントです。

5月末の発行ポイント累計額が約86億円で、ポイント申請受付状況は累計80,227 戸。一戸当たりの平均ポイント発行額は分かりませんが、予算額は事務費も含め905億円ですので、現時点では、まだ余裕がありそうです。

ただ、5月の申請者数が増加しだしたこと、期限が今年11月末までで予算が終了しだい打ち切りが決まっていること、ポイント申請には、まだ表れていない潜在重要(契約から申請までに手続き上の遅延が起こる)があることをふまえると、今からポイント制度の利用を考えている方は急いだほうがよいでしょう

 

ポイント申請の勢いは、政府が予測してよりは緩やかだったのかもしれません。当初は2015年4月頃にインフレターゲット2%が目標と言われていましたがインフレ率はゼロ近辺まで落ちてしまいました。ここまできても実質賃金の目減りが続いています。私たち庶民にとっては、アベノミクスはほぼ空振りに終わったようです。

景気がもたつくと住宅需要も盛り上がりません。そのおかげかどうか、円安にもかかわらず住宅・リフォーム価格が、それほど大きな値上げには繋がっていないことは、住宅購入予定者のみなさまには、今のところ幸いしたのかもしれませんね。(»新築一戸建ては半年~一年後に値上がりするのか?株価で新築住宅の値上げを予測)

 

ただ、それも期限があります。総合住生活企業で建材大手のリクシルが値上げを発表しています。LIXIL製品を使うかたは、エコポイント制度が今年の秋に打ち切られることを加味すれば、12月からは、それぞれ新築・リフォーム費用の負担が増すというWパンチを受けてしまう形になります。(参考:建材の一部の商品価格を2015年9月1日より7~10%程度アップする

 

2017年の消費税再増税前に、新築やリフォームを検討されている方で、省エネ住宅ポイント制度を利用される方は特に、建材の値上げを考慮すると本年8月末(建材製品の注文日)までというのも一つの節目になるでしょう。

※ポイント発行申請の期間(新築・リフォーム・完成済購入タイプ)は、受付開始が「平成27年3月10日」、期限は「予算の執行状況に応じて公表(遅くとも、平成27年11月30日までには締め切るそうです)

 

ショッピングをする外国女性

 

※以下の資料は、省エネ住宅ポイント事務局の新着情報からの引用です。

省エネ住宅ポイントの実施状況について(平成27年5月末時点)

平成27年3月10日より受付を開始した省エネ住宅ポイントについて、平成27年5月末時点での実施状況について公表します。

 

1.ポイント申請受付状況

平成27年5月末 累計
(1)新築※

16,945 戸

30,695 戸

(2)リフォーム

25,442 戸

49,532 戸

(3)合計

42,387 戸

80,227 戸

※予約申請を含む

2.ポイント発行状況

審査の結果、発行したポイント数及び戸数は下表の通り。

平成27年5月末 累計
(1)新築※

14,193 戸4,257,900,000 ポイント

19,778 戸5,933,400,000 ポイント

(2)リフォーム

24,677 戸1,996,807,000 ポイント

35,561 戸2,721,856,000 ポイント

(3)合計

38,870 戸6,254,707,000 ポイント

55,339 戸8,655,256,000 ポイント

※予約申請を含む

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