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BLOG 匠建枚方 新築ブログ

2015年07月10日

不動産会社が上から目線になる理由・住宅会社が見下す理由

名刺を渡すビジネスマン

新築一戸建てや中古住宅を購入しようとしているでしょうか?

 

そうだとしたら、注意して下さい!

住宅会社や不動産会社は、従属関係であなたを見ているかもしれません。

 

今後、施工工事や取引が進むと、住宅メーカーや工務店、不動産仲介会社の担当者は、気をつけないと、あなたを、上下関係の「下」に見る可能性が大いにあります。上から目線で見られることがあるでしょう。

 

不動産・住宅会社が上から目線になる理由・見下す理由

 

あなたも営利企業にお勤めなら、会社で「利益の追求」をうるさく指導されているでしょう。

とはいえ、サラリーマンは給料を期待している家族のことを考えれば、経営者や上司が「利益を追求せよ」「生産性を上げろ」という指示に同調される方が多いと思います。

 

物やサービスのあふれている日本国内で儲けることが厳しくなった。

でも株主への配当が世界標準へと大幅に増加した。終身雇用は守らなければならない。有給休暇を増やさなければならない。サービス残業を押し付けられない。借入や材料の支払いは待ってくれない。

 

そのような困難な環境でも、従業員の給料は払い続けなければならない!

資本主義を選択している以上、「売上を伸ばせ」「コストを抑えろ」と、経営者や役員、リーダーが言うのは間違いではないでしょう。

 

このように自分が所属する会社や組織では、利益追求の意味が理解できます。

しかし・・・。

 

不動産会社が上から目線になる理由

自分の会社が儲け主義でも、自分が買うマイホームは

 

あなたが新築を建てようとしている会社は、「利益追求型の住宅会社」だと思われます。そんな会社が多いから。
あなたが中古住宅を購入しようとしている会社、リフォームを依頼しようとしている会社も、おそらく「利益至上主義の会社」でしょう。

 

粗利益が40%も取る住宅企業なら、3000万円の家の原価は、たった1800万円ほどです。粗利益が30%の住宅企業なら、2000万円の家の原価は、たった1400万円ほどです。

 

しかも、高額なのに、規格住宅や、設計変更3回まで・内装打ち合わせ回数制限付き自由設計だったりします。

 

自分の会社なら「儲けること」が当たり前と、あなたは言うでしょうか。
でも、自分が依頼する住宅会社や不動産会社が「利益絶対主義の会社」だったら・・・。

 

「それは、しゃーないなぁ」と思えるほど、あなたに余裕があるでしょうか。

 

住宅産業は、人手がかかる生産性のすごく劣る産業です。

みなさんが想像以上に、「利益、儲けへの追求」を従業員にやかましく言うのが普通です。成績が上がらなければ、今でも従業員を虫けらのように扱う会社もあるようです。

それは、住宅が大量生産の効かない職種だから。営業さんの営業力に頼る住宅・不動産会社が多いからです。

 

住宅会社、不動産会社が上から目線になる理由は、過剰な利益を求める業界の体質にあります。

 

大きな利益をもらえるお客さんが「上」。

あまり儲からないお客さんは「下」に見てしまいます。利益の差でお客さんは差別される傾向にあるでしょう。

 

そして、予算にゆとりのあるお客さんは「上」。予算の厳しいお客さんは「下」に見ることもあるでしょう。担当者は明るく振舞っているかもしれませんが、心の中で何を考えているのか注意しないといけません。

 

また、いかなる理由があろうとも、この業界では、苦情、クレームの多いお客さんは嫌われる傾向にあります。コストアップにつながるからです。自分勝手なんです。お客さんは完成まで不安で下手にでる分、「建ててあげる」という意識が根付いているのかもしれませんね。

 

何年も住宅・不動産業界にいれば、利益偏重主義に害され、それが叶わないと、お客さんを見下す傾向は潜在意識に染みついてしまうでしょう。

よほど意識して自分の心理状態を分析しないと毒されます。

 

お客さまを大切にできる数少ない会社を選ぼう

 

お客さんを支配関係で見ない、見下さない、差別しないためには。

心のコンディションを整える本を読んだり、ボランティアに出かけて人の痛みを理解したり、テレビで戦争の悲惨な映像を見て命の大切さを知ったりして、人間が本来もっている「人を思いやる気持ち」を思い起こす必要があるでしょう。

 

でも、それって難しくありません?

 

契約前なら、従属関係で見るハウスメーカーや工務店を回避できます。

この記事に書いている内容を肝に銘じて交渉に望めば、対策にはなるでしょう。このような業界体質を意識することが大切だと思います。この不動産会社は上から目線かも、この住宅会社は見下しているかも、と気づくはずです。

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